世相を観察し蒼瓢箪が言いたい事を書き募るブログ


by samit43

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ドル・円が急騰、民主党デフレ脱却議連顧問が「金融緩和や介入で円安を」=16日のロンドン外国為替市場

 16日のロンドン外国為替市場でドル・円が急騰。ドル・円は92円60銭台から一時93円08銭まで上昇した。民主党のデフレ脱却議連(「デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟」)で顧問を務める池田元久衆院議員が「為替レートを実勢に合わせることが必要、金融緩和や介入で円安を」と発言したと報じられたことを受けて円が売られた。市場では、「与党議員の発言に加えて、本日設定の投信設定絡みの円売りがロンドン時間に流入するとの思惑もあった」(大手金融機関)との指摘が出ていた。

 民主党のデフレ脱却議連をめぐっては、13日に同議連がまとめた参院選のマニフェストへの要望案のなかで、「貿易・金融に過度のゆがみが生じないよう、購買力平価を参考とし、1ドル=120円前後を目安に相場が適切な水準を保つように努力する」と盛り込まれていることが判明し、ドル・円が急反発した経緯がある。


簡単に説明しておくと、円高・ドル安になると輸入に得になり、輸出に損になります。と言う事は、この動きは外需に頼る傾向の総じて強い日本のモノ作り産業にとって好ましくない動きであります。そこで政府が為替介入を図って、過剰な円高になるのを防いできたのですが、この記事を読む限り、今回はアメリカからの要請で介入を控えたと取れますが、本来はもう少し円安・ドル高が日本にとって都合がいいわけですが、相棒のアメリカの景気が芳しくないのと、恐らくですが、対中貿易赤字がまたぞろエライ事になっているのでしょう、故に日本よ、少々円高で我慢してくれ、と言うところでしょう。このように、日米の経済、いや世界経済もそれぞれが複雑に影響し合い成り立っていると、中々一国の利益だけで政策を考えられない部分がありますが、そうなると、後は、声のでかい者(経済、軍事的強者)の言う事がまかり通るのが非情な国際政治であります。グローバルスタンダードしかり、IT革命しかりです。副島隆彦氏の言葉を借りれば、「政治と経済は相互不可分のものであり、片側だけで判断し得ない。」となります。日本は軍事力は交渉のカードにはなから使えないので、押し捲られていると言えるのですが、あんまり国民はそれを意識していません。しかし、尖閣諸島のガス田や、米軍再編の3兆円負担(ローレンスは撤回したようですが)など見えるものには反発しています。意識の持ちようが問題なのでしょう。
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by samit43 | 2010-04-16 20:59 | 経世済民の鋲